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よぐきたねし青森、⑤お土産、
弘前駅前のベストウェスタンホテルニューシティ弘前1Fのカフェ、カフェ ド ビジューのアップルパイ、シュークリーム。
青森のアップルパイさ食べておきたくてねぁ。800km手持ちで運んで来ただけあったぜ。旨い。



ベストウェスタンホテルニューシティ弘前
青森県弘前市大字大町1丁目1−2
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上品部門、弘前旭松堂。
うんぺい餅と酒粕の菓子、桜雲狙いだったけど、りんごを輪切りにした、うす雪のビジュアルと味にやられた。右の細長いのが桜雲。こちらも趣き深い味や。



同じく弘前旭松堂ビスケット饅頭、それにシャイニーアップルジュース。まんじゅうに書かれたBISKETMANの印字かわいい。シャイニーアップルジュースとあおれんのねぷた柄のジュースとベルミーコーヒーは青森の味だよね。(幼少時に親戚の家に行くと必ず出た。)



弘前旭松堂
青森県弘前市本町102
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津軽せんべい屋巡り部門、
1軒目、おさり煎餅店。
あまりの素っ気なさに心折れそうになったおさり煎餅の津軽せんべ、やっぱ味はやばい旨いわ。行ってよかった。



種類は4種類で、ごま、クルミ、カシューナッツ、アーモンド。
大胆にもっと買えばよかった!!



裏はおさり(長利)の長、いけてる。



おさり煎餅店
青森県弘前市御幸町16-10
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2軒目、安弘堂。
念願の手焼きの様子を見せていただいたお店。にこやかな店でした。
瓦煎餅的なプリント煎餅あり、りんごver.と弘前城ver.、



伝統的な豆やゴマ入りの。バター入りだったりバタなしだったりで種類も豊富。



こうなると、新青森駅でこれ以上手荷物増やすのも憚られて買わなかった小山せんべい店の手焼きも一挙食べ比べしたかったな。

安弘堂せんべい店
青森県弘前市新寺町70−1
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田中屋で買った津軽塗りの箸一膳と津軽塗り柄のポチ袋。柄プリ斬新、マスキングテープとか食器とか色々作ってほしい。



田中屋さんで見た鳩笛を2歳次男がいたく気に入ってたから、家にあるの出した。この大きいぽっぽちゃんはまさに田中屋さんでママが父ちゃんに買ってもらったやつだよ子どもん時。粗雑に扱わないでーパリンするやつだから。塗れタオルかけないでー。



田中屋
青森県弘前市元寺町7
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あとこういうのも買った。最後に駅で。新青森のキオスクの食品(得に菓子以外のラインナップの充実っぷりはすばらしかった。いちご煮は炊き込みご飯にする♡



あとこれ、あば近くの手芸屋さん杉見糸店で購入した、こぎん刺しのくるみボタン2個とりんご染めの刺繍糸、こぎんキット。りんご染め!



詰め合わせてみた。

よぐきたねし青森、④弘前教会、旭松堂、高砂…、(4y5m,2y0m)
少し晴れ間が見えて来たのでこの足でぶらり弘前教会へ。
青森県重文、東北地方で最も古い教会。



桜の花が見頃!



会堂内撮影可。この看板は設立当初のものだって。



ランチにと目指していたフレンチレストランまで徒歩で田中屋方面まで戻る。
この道で左足を軽く捻挫。痛かったー!
目指すレストランの曲がり角を通り過ぎて歩いてしまったおかげで、ガイドブックでチェックしていた菓子舗、弘前旭松堂発見。



2手に分かれレストランに向かう組と、途中で立ち寄り追いかける組(義母と私)。
あれこれ試食させてもらった結果すばらしく美味なるりんご菓子他を購入。ジャム缶のデザインがいけてた。



ここで携帯に電話連絡が入り、フレンチレストランは予約でいっぱいだと。そこでお菓子屋さんのおねえさんにおすすめの店を伺うと、すぐ裏手のお蕎麦屋さんが美味しくてすぐにいっぱいになる人気店ですよ、と。

めちゃ上品店構え蕎麦店!高砂。



12時直前でちょうどテーブル席が埋まりつくしたタイミング、このあと5分でお座席もいっぱいになった。



美味しかったー。出汁もよいし海老もでかい。あったまったー。



このあと駅前のホテルでこのようなポスターを見て、



どうしても食べておきたくなって、持ち帰るつもりでアップルパイを包んでもらい、



弘前、新青森をあとにしました。




盛岡駅では、一旦降りて4歳の長男と一緒にホームを先頭車両部分まで走って、流行りのはやてとこまちの連結を見て来たよ。



こまち来た来た、



オラーイオラーイ、



がっちゃん!て言った!



この旅で一番いい仕事したと思うw。

久しぶりに旅にに出たと言う88歳のおばあちゃんは自信をつけたみたいで、このあと会った時、これなら海外旅行もできそうだやーって言ってた。この旅でがんばったのがなんといっても2歳次男、1日目は初めて日中おっぱいなしで過ごした。お昼寝もちゃんとできたし寝る時だけで夜間もほとんど飲まずでえらかったな。それと4歳長男もごきげんでみんなに良く懐いておりこうでありました。
心残りははやてに乗ってはやぶさ弁当が食べられなかったということ。あれってたまに近所のショッピングモールのお駅弁フェアで売ってるけれど、構内とかでは買うことができないのね。新青森では前日予約ですって。それだけが残念であった。また乗ろう乗ろう、東北新幹線。

日本基督教団弘前教会
青森県弘前市元寺町48

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弘前旭松堂
青森県弘前市本町102

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高砂
青森県弘前市親方町1−2

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よぐきたねし青森、③朝はせんべい探し、田中屋見学、(4y5m,2y0m)
続きまして翌朝のホテルバイキング。貝焼きは卵とじバージョンあったあった!!こっちこっち!

根曲がり竹の炊き込み、白飯にばっけ(フキノトウ)味噌、けの汁、イカのなれずし(漬け物)、フキの煮物、赤カブ漬け、ホタテの貝焼き卵、イカメンチ、りんご、リンゴジュース、あおいもりの牛乳これうまい、郷土料理プレートでせめてみた。
ばっけ味噌とイカのすしは買って帰りたいほど好きな味だった。売ってなかったけど。



この日は残念ながらわりと雨。とりあえず昨晩深夜にiPhone検索した津軽せんべいの店をタクシーで訪れるプランで。
津軽せんべい、今も昔も南部煎餅に押され気味だからか、ちーとも情報が出てこんね。
子どもの頃には、手焼きの店先で鉄型からはずしたあとに断ち落としたせんべいの耳の部分を食べさせてもらったりして、けっこういい思い出だったりするので、おせんべ焼いてるところを子どもたちに見せてあげたいと、手焼きを店内で行っていそうなお店は2店ピックアップ。
かつて訪れた店は、つたない記憶から安弘堂ではないかしら。それからもう1店、長利せんべい店という店も焼いているらしく、こちらは弘前市民が選んだこれが美味しい!津軽のお菓子データベース!なるサイトでも名を連ねていたので候補のひとつに。
この2店の他には広くお土産用に販売されている割合い大手のせんべい店しか見つけられなかったよ。

まずはおさり煎餅店へ。タクシーの運転手さん大体の位置しか分からないって。最近は新しいとこか大きいお店が人気で、けっこう古いお店は案内したことがないんだって。
で、こちら。



小さな小さな店内で、ケースの裏に作業場があってせんべい職人のお父さんが焼いていらした。
見せていただけますか?と聞いたけど、火を入れたばかりだからまだだって。こ、このそっけなさって津軽的対応と解釈したらよいのかしら迷うところ。だけど漂い始める小麦粉の良い香りに観光客的にやいやいと煎餅を選んで買ってきた。
せんべいの種類は6種あるうち2種がお休みで、ピーナッツ、カシューナッツ、胡麻、胡桃。パッケージの図柄はホッカムリしたおじさんかしらかわいいキャラで愛らしいし、包装紙もかっこいいの。



発送をしてくれるのかも分かんなかったし、もう1回訪れるという勇気もないけど、食べてみたらやばい旨いのこれ。市民がえらぶわー。おいしいわー。いって良かったわー。

小雨がだんだんと強まって来た中ふたたびタクシーに。
みんな心が折れかけで若干ドキドキが収まらないので、もう1軒行っとくかってことで、もうひとつ調べてあった安弘堂へ。こっちも運転手さん分かんないって言ってたな。



お店の中に入ると陽気なお母さんが迎えてくれて、煎餅を焼いているお父さんも生地をこねているお姉さんもとてもにこやかに歓待していただいてほっといたした。
こちらは前出のおさりよりもせんべいの種類は豊富で、クインとかキングなどの名前も特徴的。



ショーケースの脇の部屋ではせんべい焼きの作業中。じっくり見せていただきました。あと焼き立てを1枚いただいたのをみんなで分ける。

一番奥で生地を丸めてひらたく伸ばすお姉さん、



お姉さんのテーブル下にあるピーナッツをカラカラカラーと型に手ですくい入れ、その上に丸く伸ばした生地をのせて火にかけるお父さん、



火入れ。鼻腔をつくたまらない香り、



焼き立て!



いいもの見せていただいたー。4歳長男は「おせんべやけたかなだね」って言って小窓前を離れず凝視してた。
お城型せんべいもあって城マニアの義父歓喜。



こちらのおせんべいのパッケージは何度か食べたことがある柄なんだけど、お店の感じは私の記憶の店とは違うなー。小さい時にせんべいの耳をくれたお店はどこだったんだろ。せんべいツアーに満足の行ったところで、津軽塗りの田中屋方面に。けっこう降っているけれど晴れたら洋館も近いしという計画。

雨の田中屋着。
2Fが画廊、1F奥にコーヒーが飲めるスペースあり。



新しい塗りも増えていてびっくり。変わり塗りの中でも七子塗りという細かいドットのものが気に入ったけれど箸はなかった。このおちょこの右のやつ。昔っからの伝統的なのは左の。



物産ブースにて干し餅や旨いジャム、あけびのツルで編んだカゴ類(かわいいけどとっても高価)など発見。見られるかと期待していたヒバとかブナ細工はあまり置いていなかった。



鳩笛。白もあるのね!かわいかった。



津軽塗柄のポチ袋。このテキスタイルプリントしてマリメッコみたいなお皿とか作っちゃえばいいのに!りんご柄がすごくかわいかったもの!



つづく。


おさり煎餅店
青森県弘前市御幸町16-10

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安弘堂せんべい店
青森県弘前市新寺町70−1

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田中屋
青森県弘前市元寺町7

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よぐきたねし青森、②郷土料理の店あば、(4y5m,2y0m)
夕食は観光センターで教えてもらった郷土料理店あばへ。お店は弘前東栄ホテルの中に。弘前公園脇で拾ったタクシーのうんちゃんもおいしい店だよって言ってたよ。「あば」は母ちゃん、というか、おばちゃん、の意。



17時半からオープンのところ、17時少し前に到着。だけどこれが功を奏して、17時半ジャストには満席の札。予約でいっぱいの人気店であった。



たまらないラインナップー。今気づいたけど生ニシンってなんだよ食べればよかったー、



産地の選べるもずく酢は鯵ヶ沢産、



やばいうまかったホタテ刺身。この後ひと皿追加、



店員女子おすすめの津軽料理、茄子の紫蘇巻き。
食べてみるまで忘れてたけど、小さい時、父が作ったのをやたらと食べさせられてたわ、郷土料理だったんだなぁ、



平館産イカ一夜干し、



けの汁。
けの汁は大豆をすってワラビやら高野豆腐やら根菜やら賽の目野菜がたっぷりの本来は正月料理。昔、叔父さんは山菜のアイコとか入れたら最高って言ってたよ。たしか380円でひと鍋。大人5人で取り分けても充分楽しめた。安すぎないか。
ここまでが単品オーダー。



定食に付いてきたもずく酢お刺身香の物。
小茄子漬けの味懐かしい、大根はいぶりがっことも違うけどなに漬けだろ、キクイモの漬け物に似た味。



定食のメインはホタテの貝焼き、
このお店のは味噌味と醤油味があるんだけれど、定食の貝焼きは醤油だって。
これにごはんとお味噌汁がついた。



全体的に濃いめの東北味。
子育て味に慣れている昨今の舌にはけっこう塩辛かった。あとホタ刺しが美味しすぎて貝焼きで火を入れちゃうのがもったいないくらいであった。生でもっといけたナ。あと貝焼きはたまごとじバージョンのがすきだな。だけど青森初上陸の義父母たちは一様に喜んでくれていたのであった、というあたりで散会。

この日の4歳長男の一番の収穫は、青森の信号機は縦並びだという発見。
雪の重みで折れたり雪が覆いかぶさって見えなくならないように、とあばへ向かうタクシーで運転手さんに教えてもらったそうな。よかったね、青が一番下だね。




翌日につづく。

あば
青森県弘前市土手町166

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よぐきたねし青森、①弘前城でフライング花見、(4y5m,2y0m)


青森さ行きました。はやぶさの車両乗ったよ!はやてだけどE5系だったもんね。つかMAXがなくなってこだまもみーんなE5車両なのな。

メンバーは夫実家から義父母、おばあちゃん、それにわたし、子どもふたり。宮城からわたしの母合流。ちなみに青森は父の実家があるから子どもの頃には何度も行っている。数年前までわたしの本籍は青森だっただ。
青森へ行くのは13年振り。その時も弘前に来ていて、ちょうど西鉄の事件の時だったからよう覚えてる。

朝6時半に家を出て、東海道新幹線、東北新幹線を乗り継いで新青森駅へ。空気がぴりっとさぶっ。(だけど新幹線で青森入りするのってなんだか気分が出ないわね。)



新青森駅から特急つがる。りんご色!



車窓にお岩木山を見て心が洗われるよう。富士山もそうだけど、シンボリックな山があって常にそれが視界に入る暮らしっていいな。憧れるな。しかし相当美しいな、平野に津軽富士。
りんごの木と一緒に撮りたくて何度もシャッターを切る。



弘前着。家を出てからホテルに着くまでの旅程8時間、子らはぐずることなく終始元気で品行方正であった(次男だけ最後1時間は寝た)。駅では津軽三味線の生演奏中、奥の巨大リンゴをさわっているのは長男。



ポスト重そうw。



朝からくもり雨の予報だったけれど、なんとかいけそうなので、このままチェックインして弘前城へGOGO。まー事前に開花予報見てるから分かってはいたことだけど、ぱっと見1、2部咲きというところ。



まぁ雪もこんなに残ってるしな。



築城400年祭のデビューのゆるキャラ、たか丸くんパネル前で、なぜか天守閣のチケットを胸にポージングする子ら(被写体になることを拒んだ4歳の方は飴で買収)。



唯一咲いていた天守閣下のしだれ桜、みなさん撮影中。



撮るけども。



天守閣からの岩木山、



展示されていた羽織の紋が実家の紋にクリソツ。



天守閣最上階の石落としという仕掛けに興味を示すも、このあと天守閣内の狭くて急勾配の階段を降りれなくなり母以外を拒否し泣いた人。おかげで母は10kgを担いで降ろした後、もう一度3Fまで駆け上って13kgを抱えて降りた。



ほころびそうなツボミが目視で分かるから、どうしたってこれが咲いてたらなーと思わずにはいられず、返す返すも残念。心の目で花見。13年前に見た弘前城は見事なまでの満開の桜で盛りも盛り、こぼれ落ちそうにたわわに咲き誇るピンク5,000本は幻想的だったし、花見をする地元の人たちからは、待ちわびてた春!喜び弾ける!といった雰囲気が滲み出てるかのようで、勝手に一緒に独特の高揚感を味わったもの。あー、花にまみれたかった。



満開は5/4、5/5あたりですってよ。でも滞在した数時間がとても暑かったから、帰り際は来た時よりもぐぐんと開いてたよ。



屋台は酒と甘味。青森だもんね。酒も飲むし甘いもんも食べる。



懐かしのうんぺい餅発見。2歳次男が欲しがったのをじいちゃんが買ってくれる。



次男は異様な喜びようだったんだが、初めて手にした時のこういう姿見て、わたしはこれが大好物だとずっと信じてたんだろなうちの母。あちこちのうんぺい餅が売られている店の人にわたしのことを指差しながら「この子はこれが好きで好きでー、ほら食べたいでしょ」とか言う母。きれいな見た目だしさぞかしおんな子どもが喜ぼう、なんつて大人目線で与えたくなるんだろうね。実際は超絶甘くて餅だからちっとも入ってかなくて苦労したもんだがな。但しここで買ったうんぺい餅はバリ旨でびっくり。なんというか上品。ほろ甘。そら弘前の菓子ったら都会味だわな。



いい鯉が見られたよ、



すてきな白鳥も見られた、



すてきな虹まで。



この後はみんなでうんぺい餅をかじってる間に義父が観光センターで聞き込みしてきてくれた郷土料理の店に夕食へ。

つづく。
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