続きまして翌朝のホテルバイキング。貝焼きは卵とじバージョンあったあった!!こっちこっち!
根曲がり竹の炊き込み、白飯にばっけ(フキノトウ)味噌、けの汁、イカのなれずし(漬け物)、フキの煮物、赤カブ漬け、ホタテの貝焼き卵、イカメンチ、りんご、リンゴジュース、あおいもりの牛乳これうまい、郷土料理プレートでせめてみた。
ばっけ味噌とイカのすしは買って帰りたいほど好きな味だった。売ってなかったけど。
この日は残念ながらわりと雨。とりあえず昨晩深夜にiPhone検索した津軽せんべいの店をタクシーで訪れるプランで。
津軽せんべい、今も昔も南部煎餅に押され気味だからか、ちーとも情報が出てこんね。
子どもの頃には、手焼きの店先で鉄型からはずしたあとに断ち落としたせんべいの耳の部分を食べさせてもらったりして、けっこういい思い出だったりするので、おせんべ焼いてるところを子どもたちに見せてあげたいと、手焼きを店内で行っていそうなお店は2店ピックアップ。
かつて訪れた店は、つたない記憶から安弘堂ではないかしら。それからもう1店、長利せんべい店という店も焼いているらしく、こちらは
弘前市民が選んだこれが美味しい!津軽のお菓子データベース!なるサイトでも名を連ねていたので候補のひとつに。
この2店の他には広くお土産用に販売されている割合い大手のせんべい店しか見つけられなかったよ。
まずはおさり煎餅店へ。タクシーの運転手さん大体の位置しか分からないって。最近は新しいとこか大きいお店が人気で、けっこう古いお店は案内したことがないんだって。
で、こちら。
小さな小さな店内で、ケースの裏に作業場があってせんべい職人のお父さんが焼いていらした。
見せていただけますか?と聞いたけど、火を入れたばかりだからまだだって。こ、このそっけなさって津軽的対応と解釈したらよいのかしら迷うところ。だけど漂い始める小麦粉の良い香りに観光客的にやいやいと煎餅を選んで買ってきた。
せんべいの種類は6種あるうち2種がお休みで、ピーナッツ、カシューナッツ、胡麻、胡桃。パッケージの図柄はホッカムリしたおじさんかしらかわいいキャラで愛らしいし、包装紙もかっこいいの。
発送をしてくれるのかも分かんなかったし、もう1回訪れるという勇気もないけど、食べてみたらやばい旨いのこれ。市民がえらぶわー。おいしいわー。いって良かったわー。
小雨がだんだんと強まって来た中ふたたびタクシーに。
みんな心が折れかけで若干ドキドキが収まらないので、もう1軒行っとくかってことで、もうひとつ調べてあった安弘堂へ。こっちも運転手さん分かんないって言ってたな。
お店の中に入ると陽気なお母さんが迎えてくれて、煎餅を焼いているお父さんも生地をこねているお姉さんもとてもにこやかに歓待していただいてほっといたした。
こちらは前出のおさりよりもせんべいの種類は豊富で、クインとかキングなどの名前も特徴的。
ショーケースの脇の部屋ではせんべい焼きの作業中。じっくり見せていただきました。あと焼き立てを1枚いただいたのをみんなで分ける。
一番奥で生地を丸めてひらたく伸ばすお姉さん、
お姉さんのテーブル下にあるピーナッツをカラカラカラーと型に手ですくい入れ、その上に丸く伸ばした生地をのせて火にかけるお父さん、
火入れ。鼻腔をつくたまらない香り、
焼き立て!
いいもの見せていただいたー。4歳長男は「おせんべやけたかなだね」って言って小窓前を離れず凝視してた。
お城型せんべいもあって城マニアの義父歓喜。
こちらのおせんべいのパッケージは何度か食べたことがある柄なんだけど、お店の感じは私の記憶の店とは違うなー。小さい時にせんべいの耳をくれたお店はどこだったんだろ。せんべいツアーに満足の行ったところで、津軽塗りの田中屋方面に。けっこう降っているけれど晴れたら洋館も近いしという計画。
雨の田中屋着。
2Fが画廊、1F奥にコーヒーが飲めるスペースあり。
新しい塗りも増えていてびっくり。変わり塗りの中でも七子塗りという細かいドットのものが気に入ったけれど箸はなかった。このおちょこの右のやつ。昔っからの伝統的なのは左の。
物産ブースにて干し餅や旨いジャム、あけびのツルで編んだカゴ類(かわいいけどとっても高価)など発見。見られるかと期待していたヒバとかブナ細工はあまり置いていなかった。
鳩笛。白もあるのね!かわいかった。
津軽塗柄のポチ袋。このテキスタイルプリントしてマリメッコみたいなお皿とか作っちゃえばいいのに!りんご柄がすごくかわいかったもの!
つづく。
おさり煎餅店
青森県弘前市御幸町16-10
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安弘堂せんべい店
青森県弘前市新寺町70−1
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田中屋
青森県弘前市元寺町7
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