土曜日から1泊2日で奈良へでかけました。
紅葉シーズンに入ったところで、燃えるような紅葉前の、恥じらいみたいな色づき具合がまた良かったです。あ〜、癒されてきたわ。
今回、長男は助手席、次男とママが後部座席です。快適。
4時間あまりのドライブ、朝7時半頃出発して、途中SAでだんご休憩を挟んで、お昼ごはんは奈良で茶粥をいただく予定です。
次男はチャイルドシートに座ってくれるので助かります。おまけにこれで寝てもくれるので助かります。足上に取り付けるインパクトシールドは「いや」だそうで、シートベルト直留め(横留めのみ)です。
道中降りに降られ、奈良に着いてからも弱まらぬ雨、ならまちの入りくんだ小道を進みます。UGGが染みてつらい…。
ならまちは町家の続く佇まい。どの建物の軒下にも身代り申と呼ばれる赤い布細工の吊るし飾りが揺れています。ぱっと見は飛騨のさるぼぼみたい。
入った茶粥屋さん、
元々は築180年の米問屋さんの建物だって。
茶粥御膳は1,350円で種類は2種、小豆茶とほうじ茶。(食事のメニューは他におこわがあるみたい。)
のっぺい汁、副菜に続き、鉄器に入った煮えた茶粥がひと鍋ずつ運ばれてきた。
これをテーブルで(青い固形燃料の旅館特有のアレで)加熱してくれる。粥はさらさらでとろみがない。静かに沈む米の様子はグラグラに熱いようにも見えないのだが、カンカンに熱く、気をつけていたけどもれなく食道辺りがヤケル。
粥は滋味深くじんわり旨ーい。意外にもほうじ茶飲みの私にとっても小豆茶粥の方が食べやすく感じられ、ほうじ茶粥は癖が苦手か子どもたちはほとんど食べなかった。このくらい癖を感じられる粥には梅干しだの佃煮だのの一般的なお菜では味が薄いくらい。そこで奈良漬けなんだね、よくできているね。お米の側面のヨボヨボした様子も見受けられないのは餅米だからか。つるりとお米型だった。
粥がお腹に入ると、元々あまり体調もふるわなかった上に軽く車酔いしている胸のむかつきがスッと収まって、茶粥が体に優しいというイメージを裏切らない。晩のご馳走に備えて胃が整えられそうで大いに喜ぶ。(夜は伊賀牛なの♡)
次いで美味しかったのがのっぺい汁。根菜のおつゆで地味だけどなんとも旨い。奈良では春日大社若宮の「おん祭り」で必ず食べる味なのだそうで、食べたところ東北ののっぺい汁とは別物。ちなみに翌朝ホテルの朝食で供されたのっぺい汁は、ほぼおでんといってもいいひと品だったので、本物ののっぺい汁をここで食せてよかったと思う。
デザートのわらび餅。白いのがはったい粉で黄色いのはきな粉。かたまりで出て来るわらび餅は手作りっぽくてぷるぷるで美味しかった、そしてまたしても名物が胃に優しくって、いいなぁ古都。
奈良到着後、まだ昼飯しか食べていないんだけれども、雨が止みそうもないから早々にチェックインしちゃおうぜ、あとは旅館で卓球でもしようぜ、という心づもりでホテルへ。
ファースト鹿さんが雨…。
チェックイン手続きのテーブルにてお抹茶にお干菓子。子どもたちにはオレンジジュースと…、
せんとくーん♡。
奈良に足を踏み入れてみたら、すっかりせんとくんが好きになっちゃった♡
つづく。
(4y0m&1y7m)
茶房 暖暖 のんのん
奈良県奈良市西新屋町43 奈良オリエント館内
10:00〜17:00
月定休
大きな地図で見る
⇒ フジコ (05/15)
⇒ emaco (02/22)
⇒ poporon (02/13)
⇒ emaco (01/26)
⇒ emaco (01/26)
⇒ emaco (01/26)
⇒ さんこ (01/15)
⇒ さんこ (10/30)
⇒ ユコナン (10/24)
⇒ emaco (08/17)