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熱海,KICHIとKICHI+に その5
乗り換えで熱海を経由するので、旅の始めの熱海ランチをCAFE KICHIで食べようと予定していたら、行き掛けに寄るとまさかの定休日、それで帰りの熱海でのランチにスライドしました。KICHIは最近お店が1店舗増えたそうだしけっこう楽しみにしていたんだ。
KICHIカレーにいよいよ挑戦、と意気込んでみたら、カレーはやめてしまっていて、お食事は新しく出来たキチプラスへどうぞ、とのこと。
路地を戻ってKICHi+に。1Fは一見拍子抜けするくらいサラリとしたインテリアに見えたけれど座ってみるとなかなかシャレていて、2Fに上がるとそれはKICHIらしい古民家リノベーション風のスペースでした。
この写真は1Fのテーブル、お花の感じがものすごくかわいかった。



旅の最終日でお魚メニューはおなかいっぱい気味ではあるけれど、けっこうおいしかったよ。生桜エビや蒲鉾や煮豆や佃煮などの小鉢や副菜もちょこちょこと充実。しらす丼は生と釜揚げが選べて、その他に鯵の干物の炊き込みごはんのセットが限定20食だったか。



ごはんの後、新幹線の時間までCAFE KICHIにもよってみた。



さて、前にKICHIに来たのはいつだろうと思ってiphotoの過去の写真をあさったら2007年11/24だって。ほほーう。温泉帰りでつやつやの、髪を腰までのばした女が嬉しそうにほほえんで自家製ジンジャーエールを飲んでた。

帰り際、ラスクや焼き菓子、好みの感じの天然酵母の食事パンを売っていたけれど、パンはもう重過ぎるくらいに持っているので、スコーンをひとつ購入。



KICHIのオーナーは魚屋さんなんだって、さすが熱海。

熱海から新幹線。



さらに新幹線の中で新幹線シールブックで遊ぶ幸せな人。旅を通して一番楽しんでいたのが彼でした。温泉しかり、みかん狩りしかり。楽しむことを追求していて感心した。



何よりだよ。

CAFE KICHI カフェキチ

静岡県熱海市田原本町5-9
TEL 0557-86-0282
11:00〜20:00
水定休
喫煙可

KICHI + キチプラス
静岡県熱海市田原本町6-11
TEL 0557-82-8833
10:00〜18:00
水定休
子ども可(ストッケ有り)


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熱海湯河原 お土産あれこれ その4
湯河原でおいしかったのがコレ。かるかんまんじゅう。十五屋さん。



かるかん饅頭は1個126円、箱詰めは6個入〜。かるかんって鹿児島の銘菓だとばかりおもっていたらこちらにも!しかも出来立てでおいしいこと!湯河原と言えば温泉まんじゅうかだ思ってたよ(きび餅っていうのもあるみたいだけど)。鹿児島みたいに餡なしのかるかんもあったらいいのになぁ!
初日に駅よりの店舗でおやつ用に求め、帰り際には本店に寄ってお土産用に数箱。本店はサービスがよくって、ぼっちゃんおひとつどうぞ、お味見にどうぞとなどと言っては個包装をどんどこ渡してくださるのです。駅に近い店舗では店内に数席あってお抹茶もいただけるみたいだった。



熱海では、まず七尾たくあんにて漬け物。



試食してみて気に入った大根の昆布漬けを自宅用に、大根のかつお漬けをお土産に。それからこの店の入り口に、「本日浅次郎のヒモノあります」なんて文言が美しいくずし文字で書いてあったので、そこになにか特別感を感じて、カマス、えぼ鯛、鯵の3種。時価とのことで、1枚300〜450円くらいだった。



これおいし〜。旅館でいただいたのもそうだけれど、全然塩っ辛さがなくておさかなの旨味や甘みばかり。いい塩梅。そして頭も小骨も食べられてしまう。

お買い物をするとお茶のサービスもあり。ひと駅の違いでお茶のいれ方が静岡式になるね、濃い目。



こういう試食のできるお漬け物屋さんに入るのってとても幸せ。最後に1枚たくわん口にくわえて町を歩きたかったなーって素直な気持ちを吐露したら食い意地がひどいと怒られる。

じゃがいもを送ってくれた友人へ、趣のある釜鶴ひもの店にて干物セットを手配。こちらのお店は自社製造でとっても見た目にもおいしそうだった上に、お魚のショーケースはお客さんが入る度に開閉しているので非常に衛生的なのでした。けっこう頓着してなくてぶんぶんしてたりするよね干物屋さんて。
自宅用のお得なセットなどもあってWEBも充実してたので、いつかお取り寄せしたい。




菓匠十五夜 
駅前通り明店街店
神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-1-1
0465-62-6533
10:00〜18:00(木のみ〜16:00)

本店
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上455
0465-62-2339 ‎
木定休

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七尾たくあん
静岡県熱海市咲見町12-12
TEL 0557-82-2192
9:00〜18:00
木定休

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釜鶴ひもの店 本店
静岡県熱海市銀座町10-18
0120-49-2172
8:00〜19:00
年中無休

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湯河原ランチ 麦とろ童子 その2


2日目のランチ、麦とろ童子。わらべって読ませてる。
海沿いをずっと走るとお店。しかもこのお店はほとんどせりだした場所にあって、真下が海。
店いちばんの名物だという手ぬぐいを頭に巻いたインカム姿の年配のご主人が、想像していた以上に愉快な接客をしてくれるのでした。
素晴らしい発音の英語混じりにメニューの説明、食べている間にもぞくぞくと後発組がテーブルにつくので、何度となくこれを聞くことになるんだけれど、明らかに女性グループのときの方がテンションの高いね。
このお父さんのおすすめにより「人気Number3!! ,ぶっかけ麦めし!(1,785円)」、それと「Special Edition!! お財布に余裕があるなら絶対これ食べてみて、うなとろ!(2,500円)」をお願いしてみた。ほんと良いお値段だよ。



まず運ばれてくるのが、大根の漬け物とニューサマーオレンジのお皿、ただでさえでっかいお椀からでっかい蟹がはみ出したカニ汁。カニ汁はお澄まし、すごーくいいおだし。ここにおそうめんとかおうどんを入れて食べたい感じよ。



後ほど運ばれてくるのがメインの丼、もずくの小鉢、そしてお茶。「うちはお茶が最後に出てきます、へんな店」っていう定型コメントがそろそろツボにはまって2度3度聞くたびクスクスくる。
お味噌のおだしでのばしているのがわかる麦とろ。ぶっかけ麦めしの中の漬けにしたまぐろはけっこう味がしっかり入ってた。それにうなぎ、うなぎは白焼きでお醤油のちょっと香ばしい感じもあっていいお味。すんごい肉厚。それぞれの量もしっかりあるし、特にうなぎはボリュームもあるので、シェアして食べたらおなかのおさまり具合が良い感じ。うなぎを1人で全部食べるのはちょっと大変か。



食事の机がめちゃ低いの。10cmくらいの一枚板が床に渡してあるんだった。ミニカーのトンネルにするのにちょうどよい高さだった。それから店内からも海が一望できるんだけれど、レジのスペースは本当に海の上の空中に立っているかようなせり出した部分で、ここからの景色も圧巻でした。

ホールでお運びするのはご主人ひとり。すぐに満席になるのに楽しく過ごしてもらおうみたいな一貫した姿勢で細やかな接客だし、勘定の時に窺った感じからすると、厨房内も複数人いる感じではなかったんだけれど、運ばれてくるお料理の盛りつけなんかも超丁寧でこだわってるのが伝わる。ギャラリースペースも併設していて陶器が展示されていて、お料理に使っている器も作家モノの丼など。
帰りにレジにてタクシーをお願いすると、インカムを使って、すぐ暖簾の裏にいるスタッフに向けてタクシーの手配を依頼してたw。あの忙しさで料理のオーダーさばきながらタクシー屋に電話までしているとしたら裏で頑張っている奥さん(仮定)が偉いんだろうな。
それからお借りした店のトイレが、古い陶器の和式トイレなのにすごく美しく清潔にしてあるの。あんなにきれいにしている和式のトイレって見たことない。
料理単価の高さも忘れるほどに総合的に満足度が高いおもしろい店でした。

湯河原だけど住所は熱海なんだなー。


麦とろ童子
静岡県熱海市伊豆山郷清水210
0557-88-5433
11:30〜17:00(土日祝11:30〜20:00)
全席禁煙、子ども可

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熱海湯河原ってとこに その1
ねー、熱海と湯河原って5分と離れていない隣りの駅だって知ってた?わたし知らなんだ。それでひと駅だけど神奈川県と静岡県、県が違うわけ。湯河原っていうと東京からもすごく近くて、すぐに行けそうな温泉のイメージだけどなかなか行かないよね。という湯河原の温泉旅館で2泊してきました。



宿では、気持ちのいい貸し切り露天の温泉に入ったり(お風呂嫌いの子どもが出たくないというほど気に召した様子)、お魚料理に舌鼓をうったり、やっぱり干物が抜群においしかった〜などと、情緒ある老舗旅館を堪能したのでした。眺望の良い部屋を希望したら3F分階段をあがる部屋だったのだけれど、山肌に建つ旅館だから廊下にある非常口の扉をあけるとそこは地面でした。
そしてまさかの(窓辺のテーブルセットの1人掛けソファーが原因かと思われる)ほこりアレルギーでくしゃみがとまらなくなり、私1人寝付けぬ1日目の夜を過ごすのでした。近づかないようにしたら次の日はだいじょうぶだった。古い旅館も善し悪しね。

この宿は朝夕お部屋食。豪勢と言うほどでもないけれどなかなかおいしかったよ。量も適当で。よく夕食のごちそうに出てくるカニや海老の殻には言ったグラタンとか、ああいうの要らないよね、そうそう、とか思いました。



夕食は初日はまぐろ、ほうぼう、ぼたんえびのお刺身、松茸の和え物、えぼ鯛の天ぷら、いさきの煮付け、牛肉の豆乳鍋などなど。



2日目はまぐろ、うに、甘海老のお刺身、追加したサザエのお刺身、天ぷら、松茸の土瓶蒸し、サザエの焼き物、鯛のしゃぶしゃぶ鍋などなど。



ココ、朝食が特においしかったな。ぬか漬け、小梅にいたるまで抜かりなかった。熱海も湯河原も梅干しも名産みたい。すごく旨い干物、初日はアジ、2日目はえぼ鯛。白飯を2膳ずつ食べてしまったよ。



湯河原の観光スポットとしましては、旅館前のけっこうな坂道を、二・二六事件で焼き討ちにあったという宿泊先の別館跡を脇目にぐんぐんのぼってゆくと辿り着く独歩の湯にて足湯。あんよ良くなれ。



これ、子どもが大喜び。渋いネ。300円払ってサンダルを借りて何種類もある足湯を浸かって回るのです。けっこう空いてて楽しめた。



湯河原食べログで高ポイントを獲得していた麦とろ童子でとろろ料理、お店のマスター講釈でひと笑い。この店楽しかったよ。



観光ミカン園にて肩すかしのみかん狩り。
湯河原駅前のタクシー屋さんで300円のチケットを買うとすぐさまミカン農園から迎えの車がやってくる仕組み。



早生も早生、というか早すぎてえぐみさえ感じて食べられない。それ以前にあんまり歓迎されていなかった感じ。おいしい実の説明もしてくれないし、甲府なんかの果実園に慣れている人は行ってはいけないな。みかん狩り客向けに何本か木の確保とか、他の客の捨てていった皮の清掃とか、脚立の用意とか、なんとかならんもんか。せっかくだからここから自宅に1箱発送しようかななんて気にも到底ならず、がっかりでした。
みかんって追熟するらしいけど(という話しも旅館の仲居さんが教えてくれた予備知識なんだけどさ、)それにしても酸っぱくて(という話しも旅館の仲居さんが教えてくれた予備知識なんだけどさ、)。案内先によってはアタリのみかん園もあるんだろうか。



ただしここでもみかん好きの子どもだけは大喜び。「かーきー、かーきー(柿)」と収穫しては満足気なんだけど、色は似ているけれど柿ではなくてみかんだから呼び方間違ってるし、酸っぱくてとても食べきれないので(穫った分は持ち帰れないシステムなので)そんなに穫らせてあげることもできなくて、大人同士は歳甲斐もなく肩車などをおっ始め、ナンとか上の方の甘そうなみかんを穫ってやろうと躍起になるも、足場が悪いのですぐにあきらめて、襲い来る大量の蚊との攻防に終始。

五所神社むかいの巨木を見上げたり、



ひと際賑わう甘味処であんみつを食べたり、



湯河原の締めくくりはブレッドアンドサーカスというコースでした。



ホスピタリティに若干の不足を感じた湯河原、最後にパン屋に寄って、最終的に熱海で素敵カフェをしたら俄然良い旅に仕上がった気がする。

熱海では海を見たり、4年振りのキチカフェを訪れたり、ひものやお漬け物を選んだり。この旅行を一番楽しんでたのむすこだな。四六時中パパとママが傍に居るってないからよっぽど嬉しかったのか何をするにも終始3人一緒の指示を受けるのでした。



熱海に戻ったらなんかほっとしちゃった。

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